私がアルバイトを経験して一番に学んだことは、 少しでも社会勉強ができたなぁと思えたことでした。

初めてアルバイトを経験したのは高校に入学してすぐでした。

アルバイトに憧れはありましたし、何よりお小遣いが欲しかったんです。

 

友人たちは親からお小遣いをもらっていたのですが、我が家はだらしのない父親が消費者金融で借金をしていたこともあり、私にお小遣いを渡す余裕すらなかったのです・・・

なのでもともと部活動をする予定もありませんでしたので、 とにかくどこでもいいと思い始めました。

 

初めて面接を受けたスーパーの店長さんに気に入っていただき、 即日採用で働き始めました。

雇われた当初は言われた通りに動いて、 たくさん入れば給料も稼げる程度の認識で業務を行っていました。

しかし、慣れてくると手を抜いてみたり、責任者のいないところでサボってみたりして、 どうすれば楽に儲けられるかなぁと考えて行動していたのを覚えています。

 

しかし悪いことはバレるもので、店長に呼び出されこっぴどく怒られました。

「お金を稼ぐだけが全てじゃない。もっと視野を広げて業務に取り組め!」

当時は若さもあり、怒られた時はその言葉がただただ腹ただしいだけでしたが、 アルバイトをこなしていくうちに真意を理解し始めました。

私の中でも実感できるくらいに考え方が変わった出来事は、 やはり「お客様の視点になって接客を意識する」ことに気がついた時でした。

 

話は少し変わりますが、コンビニに入って品物を購入してレジに持っていった時です。

アルバイトさんだったのかもしれませんが、とにかく愛想がなくて袋詰も雑で、 面倒くさいんだろうなぁと露骨に感じ取れるような接客をされました。

その時に初めて苛立ちを覚え、同時に私自身もそうしていたのか、 と考えてしまい深く反省したのです。

お客様を蔑ろにして自分勝手な領分での接客は横暴以外の何物でもないなぁ、と。

その日のシフトから私はとにかく笑顔、そして愛想の良い接客を心がけるようになりました。

そうしていくうちにサボりぐせもなくなり、 勤務時間内は精一杯、接客業について意識を深めるように努力を重ねていきました。

その内にバイトが楽しくなり、結局そのまま大学卒業まで長期間お世話になりました。学費が払えなくなるんじゃないかってくらい切羽詰まったときには深夜の時間帯も入っていました。【学費払えない

 

今でもその経験が生きているのか、 営業を行っている時も取引先の方々からは愛想が良くて清々しい、とお褒めの言葉も多くいただけています。

接客ではない仕事についても、 アルバイトで学んだことは社会に出ても十分に活かせているみたいです。

特に若いうちからお金を貰いながら社会勉強が出来るという点で、 アルバイトは積極的に体験しておいて損はないと思います。